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約1週間前の出来事。いろいろなことが重なっていた時期でバタバタしていた頃営業中にザクッと左手親指の端を包丁で削ぎ落としてしまいました。今日はもう営業できないだろうけど、明日からは営業できるかなぁと考えていましたが、病院に行った後の自分の手を見てさすがにこの状態では2、3日で営業は再開できないと考え、怪我のため急遽お店を休業することに、、。休業中は病院に通いながらいつから営業を再開可能か考えていましたが、自分1人の判断で決めると無茶をしそうだったので周囲と相談しながら再開日を考えることにしました。
病院の先生や家族に相談をし、これなら何とか営業できるかなと思ったのが今朝のこと。再開をする日が決まり次第お知らせをしますと言っていたのにもかかわらず、まさかの突然の再開。もちろん対策を考え、安全に営業することを第一に考えた上での決断でした。
突然の再会でしたので、今日はお客さんはきっと来ないだろうと思っていましたがお昼も夜もたくさんのお客様が来店に加え、予約や問い合わせの電話も多く、ブログやInstagramの力ってすごいと感じました。
しばらくはメニューや予約を制限することになりそうですがまたよろしくお願いいたします。
休業期間中やご予約の電話、来店の際に多くの方から温かい言葉をいただきました。みなさんありがとうございました。
冬になると、なぜか煮込み料理が食べたくなるのはどうしてでしょう。
内臓料理とかは、どうしても好き嫌いが分かれる料理の1つではありますが、内臓料理が好きな人は結構多い印象です。
身近に食べられる内臓料理は、焼肉とかが1番多い気がします。なかなかレストランとかでメニューにあるところはないですよね。先日、たまたま鶏モツを売っているのを見かけ煮込みを作りたくなりました。
牛とか、豚の内蔵の煮込みを作る事はあっても鶏の内臓で作るのはあまりない気がします。
お酒が進む料理なので、多くの方に味わってもらえたらいいなぁーと思いつつ作りました。
完全に思いつきと勢いで作ったのでまた作るかは分かりませんが人気が出れば継続して提供するかもしれません。
ワインのコルクっていろいろな形がありますよね。コルクを抜くことを抜栓と言います。コルクを抜くときには、お店だとソムリエナイフで抜きますし家庭だと先端がスクリュー状になった栓抜きできっと抜くと思います。
抜く時すごい力がいるのに、入れる時はどのようにしているのだろうと気になりますよね。ワインのコルクは打栓機と呼ばれるコルクを入れる機械を使用してワインボトルに詰めています。柔軟性に富んでいるので機械で圧力をかけて押し混んでいるので栓を抜いた後で、機械を使わずに元のボトルに戻すのは難しいです。
ワインの栓をするのに、コルクが使われたのは17世紀末ごろからだと言われています。機械がなかった。その頃は一体どうやって入れたのでしょうね。
ワインの栓にコルクが使用される理由は、柔軟性や弾力性に富み、気体や液体を通さず腐敗を防ぐ効果があるからです。
スクリューキャップや、樹脂コルクなど雑菌が入り込む恐れのあるコルクのデメリットを補うようなキャップも近年では多く取り入れられてますが、雑菌の繁殖しないコルクなども開発されて、現代でもワインの栓をする主流はコルクです。
それぞれのワイナリーによって、コルクの大きさやデザインも色々とあり見ているだけで楽しくなります。ワインを飲んだ際には是非コルクも見てみてくださいね!
ランチセットのドルチェは、その時によって変わります。
基本的には好き嫌いの少なさそうなものでいつも作るので、ある程度作るものは定番化してきています。
今週は久々に、シフォンケーキをランチセットのドルチェにしました。週の前半はバナナと、週末にかけてはイチゴと一緒に提供しました!
流行スイーツを個人的に食べるのも好きですが、やっぱりいつも食べたくなるのは定番スイーツ。
シンプルなものほどやはり飽きがこないなぁーと感じる今日この頃でした。
調理師学校に行っているころ、友達とよく作り込んである。料理は見て楽しいけど魚は塩焼きが1番おいしいし、焼肉は塩胡椒、素材が美味しければあまり手を加えないほうがおいしいよねーとよく話していました。
手のかかっている料理はもちろん今でも大好きです。でもやっぱり、毎日口にするものはシンプルが1番だと個人的に思っています。
日本でイタリアンブームが起きたのは1980年代のことです。
徐々に日本の食材や和食の技術を取り入れたイタリア料理が生まれ、少しずつイタリアにも影響を与えていきました。
カルパッチョを例に挙げますが、みなさんは魚介のカルパッチョをイメージしませんか。実は、本来イタリアでは仔牛の肉を使用したものであって、魚介のカルパッチョは日本で生まれたものなのです。お寿司などの日本食の広がりも影響しているのでしょう。そしてこの魚介のカルパッチョがイタリアでも食べられるようになっています。
実際にイタリアで生活してみてわかった日本独自のイタリアン常識や、メディアからの情報だけではわからないイタリア料理のことについて、今回は少し触れたいと思います。
・イタリアでは、フォカッチャは基本的に3cm位の厚さで提供されます。日本のように6cm以上あるフカフカのフォカッチャはイタリアでは見たことがありません。
・日本では自家製パンを毎日焼いている店が多いのですが、イタリアでは地域のパン屋やスーパーで購入したパンが提供されることがほとんどです。
・日本のミートソースは赤ワインとトマトソースで煮込んだものが主流ですが、イタリアでは白ワインと風味付け程度に少なめにトマトソースを使っていることが多いです。
・日本ではエスプレッソはブラック、またはダブルで注文されることが多いです。イタリアでは基本的に砂糖をたっぷり入れて飲まれ、糖分を控えている人はカロリーゼロの砂糖を入れます。ブラックやダブル(イタリアではdoppioドッピオと呼びます)で注文することはほとんどありません。
・日本ではレストランでピッツァが提供されますが、イタリアではピッツェリアが数多く存在するためレストランではピッツァは提供されません。一人一枚のピッツァを食べるのが基本で、日本のように数人で一枚をシェアすることはほとんどありません。
・レストランを含めイタリアの食事をする場所では新聞が数種類置いてある。地元の人が集まる店にはテレビがあったり、イタリアのラジオが流れている。(ただし高級レストランは除く)
・昼に飲むワインはカラフェかグラスが基本で、ボトルで飲むことはほとんどありません。水で割ったり氷を入れて飲まれ、夜はそのまま飲むことが多いです。
・高級レストランは例外ですが、レストランのホールスタッフは大体が私服にスニーカースタイルです。
・厨房スタッフは日本人もいます。ローマ、ミラノ、フィレンツェなどイタリアの都会のレストランでは特に日本人が多いのです。また、ロシアやアフリカ、東南アジアなどの移民も多いです。
・小麦粉のアレルギーの人が意外と多く存在します。
・余談ですが・・・レストランで使用される電子レンジは、パナソニック製のものが多いです!
まだまだたくさんあるのですが、長くなってしまうので続きはまたいずれ・・・。(笑
観光で行っただけではわからないディープなイタリアを知ることができるのは、イタリアでの生活の魅力でした。日本から出るとこんなにも違う世界があることに驚きました。知っているつもりだったことがほんの一部でしかないこと。何の役にも立たない情報ですが、イタリアンに対し少し興味を持っていただけたら幸いです。
新型コロナウイルスが5類に移行し、行動制限や自宅療養の制限が無くなりましたが、コロナウイルスの脅威が無くなった訳ではありません。身の回りで話題にされることが少なくなった今も、コロナウイルスは私たちの生活に影響を与えています。
自分自身で気を付けて対策をしていても、無自覚で感染している可能性がある。今回自分が感染して改めて思い知りました。
人により症状は違うのでしょうが、私の場合は39℃以上の高熱と頭痛が3日続き、平熱に戻ってからも頭痛と咳に悩まされました。
休業を決定してからは、ご予約いただいていたお客様や業者の方々への連絡、休業のお知らせ等に追われました。高熱があり、外は猛暑、やることは山積み。。。と大変でした。
感染が判明したのが休業日でそのまま自宅療養に入ったので、回復するまでお店には行けず、多くの食材やドリンクも廃棄することになりました。
予約のキャンセルについてはこちらからお願いすることは普段無いのでとても心苦しい連絡でしたが、皆さんに温かい言葉をかけていただき感謝の気持ちでいっぱいでした。
療養期間後には店内の消毒と仕込みや片付け、営業再開の段取りに追われました。
今回の一件でコロナウイルスによる影響は無くならないということや、お店を継続するにあたりもっと様々な視点で物事を考える必要性を感じました。
営業を再開しても、しばらくはお客様のご来店も少なくなるだろうと考えていたのですが、予約受付再開のお知らせ直後にご予約してくださったお客様もおり、感謝しております。
コロナウイルスに限ったことではなく、今後きっと様々な問題に直面していくと思いますが、あの時は大変だったと笑い話にできる日が来るといいなと思っています。
私の新型コロナウイルスの感染により7月25日㈫より休業しておりましたが、8月1日㈫より営業を再開いたします。
それに伴い、7月30日㈰の11時から、電話、Instagramにてディナーのご予約受付を再開いたします。
今回の休業にあたり、ご予約のお客様ならびにご利用を検討されていたお客様には大変ご迷惑をお掛け致しました。また、たくさんの温かい言葉をかけていただいたことに心より感謝しております。
営業再開後も引き続き感染対策を徹底し、お客様に安心・快適なお時間を過ごしていただけるよう努めてまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
続いて、本来であれば7月26日㈬から予定をしておりました遠軽町 2023匠の夏採りアスパラ料理フェアについてですが、こちらも8月1日㈫の営業再開と同時に提供を開始いたします。
5度目の参加となる今回は、バジルや松の実を主原料として作るイタリアの定番ソースのジェノベーゼをイメージし、アスパラとピスタチオを中心に作ったオリジナルペーストを合わせたパスタです。
1週間遅れてのスタートとはなりますが、多くのお客様に楽しんでいただけたら幸いです。
オステリア デッラ ミゼリア
オーナーシェフ